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ベルリンでの公演は延期に

  • 執筆者の写真: Kayo Takahashi
    Kayo Takahashi
  • 2020年11月11日
  • 読了時間: 2分

更新日:6月14日

今このブログをベルリンからハワイに移動して検疫中のホテルで書いています。


10月28日ドイツ首相から、2020年11月4日から、国内の劇場、美術館、映画館などは11月いっぱい閉めるという発表がされました。


その発表により、私が衣裳を担当しているベルリン歌劇場での公演も延期ということになりました。


仕方のないことでしたが、これから実際歌手の皆さんが衣裳を着けて照明の下で稽古したりする期間に入るところで、ここからが最後の仕上げというべき、大事な部分が待っていましたので、そこを見ずして一時帰国となったのは、気持ちとしては落ち着かないままの帰国となりました。


延期になりましたが、来年の早いうちにまたベルリンで再開できるのではないかと思っております。ベルリン歌劇場も苦渋の決断ではあったと思われますが、こうして日本スタッフを呼んで作り上げたオペラを、とても気に入ってくださっているようで、とても前向きに初日が迎えられるように取り組んでくださっております。


また作業を再開しにベルリンへ行ける日まで、自分の中で最大限のことができるよう用意しておこうと思います。


あの素晴らしいオペラ歌手の皆さん、ベルリン歌劇場、一緒に作ってきた衣裳スタッフのチームの皆さん、そしてこの公演を楽しみにしてくださっている観客の皆さんに、心から喜んでいただけるものへとなりますように。




 
 
 

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