Opera 『IDOMENEO,RE DI CRETA』
- Kayo Takahashi
- 2022年8月5日
- 読了時間: 2分
南仏のエクサンプロバンスのフェスティバルにおいて、モーツァルト作曲の『IDOMENEO,RE DI CRETA』というオペラの衣裳デザイン担当しました。2022年7月6日が初日でした。
2020年秋に予定していましたベルリン国立歌劇場での『Mitridate 』がコロナの影響で初日が延期になったままでしたので、事実上こちらのエクサンプロバンスでのOpera 『IDOMENEO,RE DI CRETA』がヨーロッパでのオペラデビューとなりました。
公演が終了し、大変感慨深く、これまで一緒に頑張ってきた日本の仲間たちや、支えてくれた家族に感謝の気持ちです。
今回も、いつもご一緒させていただいています演出家の宮城聰氏、空間デザインの木津氏共に、さらに振付に北村明子氏、初めてご一緒させて頂きました照明の吉本有輝子氏と、緊張しながらも活気のある現場で、多いに楽しくもあり、戦いのような気の抜けない部分もある緊張感のある時間を過ごしてきました。
もしご興味のある方は、ぜひ渾身の作品Idomeneoをご覧になってみてくださいね。
世界のトップオペラ歌手の皆さんの間違いなくハイレベルなパフォーマンスだと断言致します。
特にIdomeneo王役のマイケル・スパイヤー氏の素晴らしい技術と表現力は 人間の魅力のようなものを感じずにはいられませんでしたし、彼自身が舞台上で光り輝いておりました。彼と一緒にお仕事させていただけて、心から光栄に思います。
観客の皆様が1人でも多く楽しんでいただけたら、この上ない幸せです。
この作品は、すでに再演が決まっていて、この先もずっと世界で楽しんでいただけるいいなと願っております。
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